スイート・ジャズ・トリオ待望の新作はヴォーカルの新星イザベラ・ラングレンをフィーチャー
しみじみと心に染み入る珠玉のスタンダードを熟練の技で紡いだ作品
秋から冬を暖かく心優しくしてくれる名盤がここに誕生した!
日本デビュー12年を迎えるスイート・ジャズ・トリオ待望の11作目は話題のシンガー、イザベラ・ラングレンをスペシャル・ゲストに迎え、久々にジャズヴォーカルをフィーチャーした作品。
タイトルソングの「ホワイ・トライ・トゥ・チェンジ・ミー・ナウ」はサイ・コールマン/ジョセフ・マッカーシーの共作によるラブ・バラード。イザベラがしみじみと歌い上げる歌唱に思わず引き込まれる。彼女はスウェーデン人の心の故郷と呼ばれる美しいヴルムランドの出身。デビュー作の「イット・ハド・トゥー・ビー・ユー/若しあなただったら」で説得力のある本格的なシンガーとして注目を集めたチャーミングな若き実力派。日本でも大きな話題を集めているまさに旬なシンガー。今作品で6曲に参加している。
これまでリリースしたヴォーカル作品を入れると今作が13作目となるスイート・ジャズ・トリオだが、これまでアルバムに収録されたスタンダードは一曲も重複が無いという確固たる選曲へのこだわりがスタンダードナンバーを心から愛するリーダー、ラッセ・トゥーンクヴイストにある。本作品もタイトルソングをはじめ、リチャード・ロジャースの「ブルー・ルーム」、デューク・エリントンの「ドロップ・ミー・オフ・イン・ハーレム」、カウント・ベイシーの「ブルー・アンド・センチメンタル」などの古き名曲を含めた珠玉のスタンダードをスイート・ジャズ・トリオならではのアコースティックで優しさに満ち溢れた演奏を繰り広げている。
この秋から冬の季節を温かい気持ちにしてくれる名盤が誕生した。
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