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Soft & Quiet


品番 SOLJ-0002
価格 2,400円(税込2,592円)
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Soft & Quiet / ソフト・アンド・クワイエット
Sweet Jazz Trio / スイート・ジャズ・トリオ
下記タイトルをクリックして頂くと、Real Playerにてご試聴頂けます。
01. Autumn In New York
02. I Had The Craziest Dream
03. This Is No Laughing Matter
04. What Am I Here Fore
05. Polka Dots And Moonbeams
06. The Touch Of Your Lips
07. Soultrane
08. My Melancholy Baby
09. Come Sunday
10. All Of Me
11. It Might As Well Be Spring
 
【ライナーノーツ抜粋1】
"Soft&Quiet"ライナーよりSweet Jazz Trioは優しくメロディの美しい室内楽的なジャズである。
ピアニストTeddy Wilsonは彼の自叙伝の中でJohn HammondがBenny Goodman Trio
(クラリネット・ピアノ・ドラム構成)の音楽を初めて"室内樂的なジャズ"と表現したと述べている。

他に比較が出来ないようなSweet Jazz Trioの音楽にはドラムが存在せず、なめらかで優しく、やわらかいギターとウッドベースの音によって、単なる室内楽の枠を越えている。これは演奏を生で聴いた時にあきらかだ。ある評論家が表現しているように「限りなく静寂に近いところ」までボリュームを下げても聞く事が出来るのだ。「隠れ家的な場所に似合う音楽」をアコースティックにSweet Jazz Trioは奏でる。それに付随してLennart wallnorとAke Blomのレコーディング技術がより質の高いCDを生み出すのに一役かっている。
選曲は情緒があるバラードとミディアム・テンポの曲で構成されている。
バラードについて言えば、"Autumn In New York" ."Polka Dots And Moonbeams"が熟練されたギターリスト、Mats Larssonによって奏でられ"It Might As well Be Spring"がCDの最後を優美に締めくくる。また、Duke Ellingtonの"Come Sunday"そしてピアニストTadd Dameronが作曲したJohn Coltraneのために書き上げた曲"Soultrane"もまた美しい曲である。

"This is No Laughing Matter" は、ピアニストBud Powellによってスウェーデンに'輸入'された甘い歌である。ドラム奏者であるSune Spangbergは「この曲はストックホルムにある伝説のクラブ"Gyllene Cirkeln"での収録の際、相方であるBud Powellがある一人の美しいブロンド女性がクラブに入ってきたのがきっかけで演奏された曲である」と語っている。
Duke Ellingsonの"What Am I Here For" 、"My Melancholy Baby" 、"The Touch of Your Lipes"のような不朽の名作から、有名な"All Of Me "はまさに、Hans Backenrothが素晴らしいベース奏者である事を証明している。
そんなに知られてはいないが、40年代初期の"I Had The Craziest Dream"の原作はHarry Jamesであるが、後にKenny Dorhamなどさまざまな人によって演奏されている。
【ライナーノーツ抜粋2】
「ソフト&クワイエット」とは、まさにスウィート・ジャズ・トリオがもっている演奏の本質をずばりと言い表わした、素敵なアルバム・タイトルである。コルネットという楽器に特有の丸みのある暖かな響き、メローな美しさに彩られたギター・トーン、そして力強さのなかにも肌のぬくもりが感じられるウッド・ベースのサウンド。そんなものがひとつに溶け合って、優雅な雰囲気をもった極上の表現が生み出されてゆく。
リーダーのラッセ・トゥーンクヴィストは"ぼくらの音楽は室内楽的な性格をもつものだ"と言っているが、3人のミュージシャンの絶妙なインタープレイによって、いささかの隙もないトリオの音楽が奏でられてゆくあたりは、他にちょっと比べるものがないスウィート・ジャズ・トリオならではの個性になっている。
このトリオの音楽には、大衆受けするような派手さやハッタリといったものが、いささかも見られない。コルネット、ギター、ベースという編成もさることながら、派手なふるまいを避けるかのように、彼らは素朴でつつましやかに"ジャズ"を演奏する。それでいて聞く人の心の中にふっと入り込んできて離れない、魅力的な響きをもっているのが、彼らの音楽なのだ。

ラッセ・トゥーンクヴィストは1935年、ストックホルム郊外の街ブロンマで生まれている。彼がコルネットを吹くようになったのは15才の頃からで、ジャズ・クラブなどに出入りするようになって、52年から57年までの数年間をプロのミュージシャンとして過ごした。
当時のストックホルムには、モダン・ジャズ・スタイルの演奏をおこなう優れたプレイヤーも生まれていたが、トゥーンクヴィストの演奏スタイルはディキシーランド・ジャズやスイング系の、いわゆるトラディショナルなスタイルの流れをくむものだった。
コルネットはトランペットと音域は同じだが、より丸みのある暖かなトーンをもっている。
今日では圧倒的にトランペットを吹くプレイヤーが多いのだが、ジャズ創世記の巨人たち、たとえばキング・オリヴァーやルイ・アームストロングが、いずれも初期にはコルネットを吹いていたことを考え合わせるならば、トゥーンクヴィストがコルネットという楽器にこだわりをもっていたとしても、驚くには当たらない。もっとも彼の場合には、トランペットとはひと味違うメロウな響きを求めてこの楽器を吹いていたようで、このあたりはトゥーンクヴィストならではのジャズに対する美学なのだということができるだろう。そのあと彼は、いったんジャズ・シーンを離れてビジネスの世界に入ったのだったが、73年頃からふたたびコルネットを手にするようになって"ブルー・スターズ"などのバンドを編成。
92年にはギター、ベースだけを加えた室内楽ジャズのコンセプトを打ち出して、正式にスウィート・ジャズ・トリオをスタートさせた。

ギタリストのマッツ・ラーションは、1958年ストックホルムの生まれで、クラシック・ギターをみっちり学んだあと、ロックやジャズをプレイし、ストックホルムのロイヤル・アカデミー音楽学校で即興演奏についての教鞭もとっているという実力派。トゥーンクヴィストとは80年代の半ば頃から、一緒にプレイをつづけている。ベースのハンス・バッケンルースは1966年、スウェーデン北部の街カールスタードの生まれで、はじめはギターを弾いていたのだがエレクトリック・ベースに転向。
85年にポール・チェンバースのレコードを聞いてウッド・ベースに開眼し、ストックホルムへ出て、スウェーデンのトップ・ミュージシャンたちと共演するようになった。スウィート・ジャズ・トリオには、95年からメンバーとして参加している。 このアルバムで演奏されている曲は、お馴染みのスタンダード・ナンバーが中心になっていて、どの演奏からもスウィート・ジャズ・トリオならではの優雅な香りをもった美しい響きが立ちこめてくる。
ゆったりしたバラードはもとより、<マイ・メランコリー・ベイビー><オール・オブ・ミー>のようなディキシー〜スイングの名曲を、しっとりと情感ゆたかに聞かせてゆくあたりは、まさにこのトリオの真骨頂。ビ・バップの名作曲家タッド・ダメロンがコルトレーンに捧げて書いた<ソウルトレーン>も、あくまでつつましやかな彼らのサウンドに仕上げている。
<ジス・イズ・ノー・ロンガー・マター>は、62年春にバド・パウェルがストックホルムの有名なクラブ"ゴールデン・サークル"に出演していたときに演奏した甘いスタンダード・ナンバーで、以来スウェーデンのミュージシャンたちが好んでとりあげるようになったレパートリーなのだという。どんな曲をとりあげても、まさにアルバム・タイトルどおりソフトで、おだやかな暖かみのあるサウンドに仕上げてしまうスウィート・ジャズ・トリオ。
そんなトリオの魅力が最高に発揮されている、ベストと呼べる一枚である。


岡崎 正通

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