北欧の人気ピアニストと天才ベーシストの貴重なデュオ・アルバム
C・クローナとNHO・ペデルセンの溌剌とした魅力溢れるプレイ
軽快で洒脱なジャズの楽しさが味わえる傑作が今ここに蘇る！
【内容】
2005年4月に58歳という若さで急逝したデンマークの天才ベーシスト、ニルス・ヘニング・オルステッド・ペデルセンと弱冠15歳でスウェーデンジャズ界にデビュー以来、プッテ・ウイックマン、トゥーツ・シールマンスなどのグループで活躍し、スウェーデンを代表するピアニストの一人として活躍を続ける、クラエス・クローナのデュオ・アルバムが発売される。
このアルバムは1988年にクラエス・クローナのデビュー作として発売されたが、現在は入手不可能な作品のCD化である。若い天才二人が溌剌と軽快にプレイする本アルバムは楽しさと洒脱な中に、卓越した高度なテクニックがキラリと輝くアルバムである。
選曲は1960年代に大ヒットしたポップス/フォークソングの名曲ばかり。スウェーデンを代表するロック・ミュージシャンのウルフ・ルンデルの「開けた田舎」、モニカ・セッテルンドが歌った「トラブル」、そして1985年のユーロビジョン・ソング・コンテストで大ヒットした「音楽は喜びのうちに」などのスウェーデンのヒット曲が演奏されているのも興味深い。聴いていて楽しく、またアレンジの良さがそれぞれの作品を際立たせていて、多くの人に楽しんでもらえる出来栄え。
ベースファンにはペデルセンの卓越したプレイが随所に聴くことができ、ピアノファンにはクローナの軽妙なタッチが魅力的な作品である。
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